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2010年06月28日

知らないという事は・・・

知らないという事”単体”では恥ではないが (知っている人と比較して) 知っている人から見るとそれは恥に見られるし、知った時に自分が恥ずかしい思いをするはめになる。


バリ島ではぴんからきりまで(漢字分からん)の泊まるところがある。数千円の下の方で泊まれる民宿みたいな所から何十万円する超高級な所もある。仕事もするし、せっかく行くのだからリゾートもする。状況に応じて相応しいホテルに泊まることにするが、前半の数日は日本で言う所のビジネスホテルみたいな安めの機能的なホテル。欧米人(主に豪州人だが...)も多く、日本人も多数見かけられる。ホテルの従業員はすれ違う時には、英語でGood morning. とか Good afternoon. とかの挨拶が出来るし、レストランでは ・・・, sir. も付けられる。
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レベルとして一流ではないが、まぁ快適に過ごせる事が出来る。仕事モードの時は、こんなホスピタリティーは必要で無いし、機能が揃っていればそれでよろしい。

次のホテルは海にあるけど、安価で大規模なホテル。大きな長いプールもあるし、海まで歩いて1分だ。機能やら設備に関しては問題ない。ただ、従業員はすれ違っても無視だし、20人位すれ違ったが、Good morning. と言われたのは、朝食時部屋番号を聞きに来た人一人だけだった。別に挨拶して欲しい訳ではないが、そおいう環境で仕事をしている人はそれなりのサービスを提供する事になる。多分オーナーの立場と経験が従業員に影響していることだろう。
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挨拶しない従業員はそんな環境で育って、サービスというものを知らないし、英語も出来ないのかもしれないが、それがどう思われているかも知らない。言われた事や やらなければならない事をするのが仕事なので、何も考えなくてもいいし それだけで給料はもらえる。ポイントは知らないことを知らないのは恥ではないし、それ”単体”では問題ないのだが、知っている人が見たら奇異に見られることになる。


同様、”人間である”と言う事も知らないことを知らないのは、魚には水の存在があたりまえになっていて感じられないように、鳥には空気の存在を感じられないように、人間であると言う事はどんなことか全く知らない世界に存在している。

ランドマークのブレークスルーテクノロジーコースでは、徹底的に人間で”ある”ということを色々な角度から探求する。知ってどうだと言うことは無いのだが、知らない世界に住んでいるのと、知っている世界に住んでいるのとは全く違う事に気が付くことだろう。おまけで行動の自由さや新しい物事の見方を手に入れることが出来る。

仕事が出来る人は先の事を予測していたり、他人やら雰囲気やらをよく観察している。空気が読めないなどということは無い。このコースに参加すると今起きている物事がくっきり見えるようになる(...と言う私の意見)。だから人間関係も良くなるし、仕事の生産性も上がる。真面目に言うが、これを戦争している国々に(両方に)伝播させたら戦争なくなると思う。ちなみにアメリカでは流行ってるんだけどね。


次に行くホテルのサービスはエクセレントで引っかかる所は一つも無いレベル。挨拶は当たり前で、すれ違う時は道の端に寄って待っていてくれる。従業員のあり方に”サーブ”が染み込んでいる。勿論顧客はその教育制度と彼らの給料と設備にそれ相当のお金を払うことになる。彼らはサーブを知っているという区別がある。ちなみに、そこは ”カユマニス”。

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