練りものはあまり好きではない。はんぺん とか かまぼこ から、つくね や ミートボール も含めて、美味しいと思うし食べられないわけではないが好きでないのだ。お餅やくずもちは好きだけどね。
タイトルのニョッキというのは、ジャガイモを小麦粉などで固めたもの。もっちりしていて、よくすいとんと表現される。同様これも好きではない。自分ではメニューにあっても絶対に選択しないことになっている。あのグミみたいな食感がだめなのだと思う。
ところが、大昔ボローニャ近くのレストランで食べたニョッキは美味かった。普通は一つの大きさが小さい消しゴムみたいな大きさでモッチリ感が抜群であるのだが、ここのは鉛筆を1.5cmにカットしたような一つが小さかったので噛み具合がよかった。更に、周りのソースが濃厚な豆のスープのようでこの味もまた良かった。たかがニョッキでも高級レストランとなるとここまで美味しいんだと目が覚めた。その後10年近くそこのレストランはニョッキ部門では1位を独走していた。まぁ、普段は頼まないから更新されないのもあるけれども。
Davideのレストランでお任せ料理を頼んだ時 (・・・というよりご馳走になった時) パスタの皿にニョッキが出てきた。お、新鮮だなぁと思い食べてみると、・・・これは美味。なるほど、アルエ(アーレ)ノテカ 級のハイレベルなレストランだとこの規模のニョッキが食べられるのかと新しい感動。長い間私の中で1位を独走していた、LOCANDA SOLAROLA は2位に下がり、ALL'ENOTECAがニョッキ部門でも1位を獲得した。

ポルチーニとのマッチングが素敵◎
ニョッキ話題は続く・・・