”愛と哀しみのボレロ” という映画を初めて見たとき、バレーというのはこんなに美しいんだと思ったものだ。白鳥の湖を代表するクラシックなバレーをTVでしか見たことないので、つまらない物 (私にとって) と思っていたが、モーリス・ベジャール振り付けの斬新なバレーを見たときにこの概念が吹っ飛んだ。
今は亡くなってしまったが、ジョルジュ・ドンという天才的男性バレリーナの踊りを映画で見た時に、”美” を見たような気もした。
今回の出張のお楽しみの一つは、パリでモーリス・ベジャール振り付けの ”ボレロ” を見ること。これは半年以上前に公演を知って、NETでチケットを買って楽しみにしていた。他のチームで過去2回生で見たこともあるが、やはりこれは血が騒ぐ位にエキサイトする。音楽はモーリス・ラベルが作曲したのだが、当時は斬新すぎて世の中の評判が良くなかったそうである。とにかく、徐々に盛り上がる音楽に乗って、斬新でかつ前衛的振り付けのバレーを見られるのはとても嬉しい。今回は本家のローザンヌ モーリス・ベジャールバレー団がやるのでかなり嬉しい。
前から8列目といういい席を入手できた◎
Le Palais des Congrès de Paris という二つのオペラ座ではない広いホール。
この映像は、今回ではなくて映画 ”愛と哀しみのボレロ” での9分の映像。今は亡きジョルジュ・ドンの美を見てくれ。
ただし、映画の中では最後の方なのでこれから映画を観る人はそのつもりで。
http://www.youtube.com/watch?v=5_XdRa2oMR0美しい・・・・